本記事の位置づけ
幼稚園受験を控えているお子さんをお持ちのパパママにとって、「我が子」にどんなことをしてあげると、志望する幼稚園に受かるのだろうか。そんな悩みをもつパパママは多いかと思います。幼稚園受験ではなくても、小学校受験に対して同じように悩みをもつパパママは多いでしょう。
本記事では幼稚園受験の考査において、一般的にどのような項目が考査対象となっているかという点を踏まえ、特に考査項目の中の「行動観察」について深堀して、どんな対策をしていったかを記事にまとめています。
幼稚園受験全体、また考査項目について網羅的に記載している記事は別に書いてありますのでご参照ください。
行動観察とは
考査対策の概要記事でも記載しましたが項目は大きく分類すると9つあると思われます。
- 生活習慣
- 巧緻性
- 数
- 記憶
- 歌
- 運動
- 指示行動
- 行動観察
- 言語知識
今回は8つ目の運動について掘り下げていきます。
行動観察はどんな点が見られる?
行動観察は、幼稚園受験においても頻出の試験方法かと思われます。えい吉が受験した際も全ての幼稚園で行動観察がありました。基本的には自由遊びの中で、子供がどんな行動をするかを見られます。行動観察における見られるポイントは以下の点かと思います。
- 遊び途中の問いかけに手を止め、目を見て答えることができる
- 呼ばれたら遊びを中断し、移動することができる
- 積み木、ままごと、ボール遊び等で遊べる
- 協調性、貸し借り、順番を守れるか
- 積極性、集中力を持って遊べるか
- 丁寧な道具の扱いができるか
えい吉が受験した幼稚園では、親が見ながら子供の観察をするところと、完全に親から離れた別室で行われるものとそれぞれありましたので、いずれにしても母子分離を前提に考えたほうが良さそうです。
この行動観察の自由遊びは、「自由」という名がついているだけあって、これも総合格闘技系の考査項目にあります。ただ、幼稚園受験においては、一定のルールにのっとれていればまず合格点なのではないかなと思います。
ルールというのは上でリストアップしたように、一般的なマナーの側面です。つまり、話しかけられたら、遊ぶのを止めて相手の目を見て話す。丁寧な道具の扱い、などは日本の社会通念上、常識に分類されるようなことです。これが小学校受験になってくると、遊び方に独創性があったり、工夫が凝らされているかどうか等のことが測られていきます。
えい吉の場合は、一番上段に記載をした「遊び途中の問いかけに手を止め、目を見て答えることができる」という点だけは、公園等で遊ばせている際に、意識的に声がけをしたりしました。あとは、基本公園で知らない子とも遊ぶように誘導して、思いっきり遊んでもらう、という感じでしょうか。
知らない子と遊んでいく中で、挨拶もするようになり、砂場で使った道具は片づけるようにもなります。
ちなみにえい吉は砂場の道具等のものを投げることが良くありました。「だめだよ」と注意をしても面白がって止めないことがありました。幼児教室の先生に相談すると、投げることがなぜダメなのかということを考えさせるよいとのことで、投げると物が壊れてしまう、周りのお友達がびっくりするというように、理由を伝えることで納得したのか、投げるのをやめてくれました。
まとめ:行動観察について重点的に取り組んだ点
細かい点は上述したつもりですが、まとめると我が家では以下の感じで生活を送っていました。
- 公園で知らない子とも遊ぶ(両親が友人で子供が初めて会うというのも)
- ものを投げ捨てる等、公園で遊ぶにはふさわしくない行動はなぜダメなのかを考えさせて指摘する。
それでは皆さんの幼稚園受験ライフがよりハッピーなものになりますように!