子育て

幼稚園受験に向けた家族コミュニケーション

幼稚園受験前の家族コミュニケーション

幼稚園受験をすると決めるまで

秋口になると濃紺スカートワンピースをきたお母さんと子供が日中幼児教室に通う姿が目立ってきました。

我が子のえい吉も幼稚園受験をしました。前回の記事では、幼稚園受験の全体像を描きましたので、今回は幼稚園受験に関する個別テーマについて書いていきたいと思います。

この記事では、えい吉を幼稚園受験させようと考えた経緯と決めてから受験体制を整えるまでを実体験をもとに書いていこうと思います。ですので、いま0~2歳児前半のお子さんがいらっしゃる方で、「幼稚園受験をさせようかどうか迷っている」という方や「これから幼稚園受験しようと思っているが、どう進めていくか」という初めの一歩を迷っている方に向けた記事となっています。

幼稚園受験の全体スケジュール(振り返り)

幼稚園受験の全体スケジュール_本記事のスコープ
幼稚園受験の全体スケジュール_関係者合意について

こちらの画像は、幼稚園受験の全体スケジュールになります。

幼稚園受験の考査は、早くて11月1日に行う幼稚園があります。

えい吉が入園の合格を取得するために、やってきたことを大きく3つに分けると、

  1. 関係者合意
  2. 願書作成
  3. 考査

になりますが、今回は受験に向けたタスク群の一番上段に位置する、関係者合意について書いていきます。

この「関係者合意」というのは他の記事サイトではあまり出てこないようなフレーズかもしれないですが、要は夫婦間でしっかり幼稚園受験をするかしないかを話し合い、お互いに納得した状態にする、ことになります。

「夫婦間合意」でないのは、僕たちがえい吉を幼稚園受験させる際には、その他の関係者に対しても合意形成を行っていたためです。

えい吉の幼稚園受験の関係者紹介

・・・汚い字でスミマセン。。。

まず、受験をするかどうかの議論対象はえい吉です。

そのお母さんが、お金を増やすことが大好きなかね吉。お父さんがラタトゥーユ好きのらた吉(ブログ主)です。この3人が間違いなく幼稚園受験に取り組む主体者になります。

一方で、関係者は他にもいて、らた吉のパパママであるじじ吉とばば吉。兄のらい吉一家(妻のゆう吉、長女のかん吉と、長男のけん吉)です。

まずは夫婦間の会話から

何はともあれ、幼稚園受験の主体者の夫婦間での意見合わせからです。

えい吉の父、らた吉は幼稚園に通わせたい派でした。もっと言うと私立小学校に通って欲しかったので、そのために私立幼稚園に通わせるのが吉と考えています。

幼稚園では①集団行動の中で「ルールを守る」こと、②友達との付き合い方の理解、③集中力の強化がされると考えました。

えい吉は0〜2歳の間、保育園に通わせていました。保育園でも①〜③のことをある程度期待はできたかもしれないですが、子供を律する面が弱く感じられました。

幼稚園では制服をきて登校することに加え、教室があり、指定された席があり、と決まり毎があり、集団の中でのルールを守ることをえい吉が身体で理解してくれると考えました。

一方で、かね吉は中国出身かつ、幼稚園には通っていなく家で過ごしていました。中国では全てが公立でよかね吉自身も幼児教育でお金をかけてもらっていないということと、それでも本人は中国の大学を卒業し、日本に渡って神戸大学農学部の大学院を卒業しています。なので、幼稚園受験はしなくていいんじゃないか。と思っています。共働きなので、家から近いところで預けられればそれでいいんじゃないのか?というトーン。

一方で意見があっている点は、かね吉との間では、えい吉には健康で素直に自分が信じたことをやり抜く、強い信念を持つ子に育ってほしい。その為に、最大限良い環境を提供する。支援できることは何でもしてあげる、ということは大方針としてあっています。(何でもしてあげるが、えい吉にとって良いということではない)

また、保育園でのこれまでの経験として、預かってくれるけど、熱心に季節のことや物事を教えてくれる、というスタンスではなかったため、少し不満がありました。

加えて、経済的にも幼稚園に通わせられる余裕はあったことから、英治にとってより良い環境を探すべく幼稚園受験の方向で、情報を集める法人で基本合意しました。それはえい吉が3歳になる年の5月ごろでした。

サポーターたちがどんなことをしてくれたか

夫婦間で、幼稚園受験の方向で活動していくことを決めた後は、サポーターたちのじじ吉、ばば吉、らい吉、ゆう吉にその旨を伝えました。

彼らは人生の先輩であり、幼稚園受験経験者でもあるので、各幼稚園の説明会や幼児教室の情報を持っていて情報収集の協力をしてくれました。また、何より励ましてくれるので、とても力になってくれます。えい吉としても、仲良しな従姉兄が幼稚園に行っていたことで、心が和むかなと。

幼稚園受験をするとした決め手

要約すると、幼稚園受験を決めた直接的な決め手は、幼稚園は保育園よりも英治を律してくれると思ったからです。

誤解を招かずにいうと、親のらた吉やかね吉の言うことを聞いてくれる、わかってくれるようになって欲しかったためです。(親のエゴで幼稚園に入れることに決めました。)

決して親の言いなりになってほしい、というわけではないですが、わがままし放題で親の手に負えない、みたいな子になると、家事・育児が大変。。。なので、聞き分け・物分かりが良くなってほしい。。そう思いました。

えい吉が小学校以降の学校教育へスムーズに入っていけると考えたからです。

幼稚園を選定する評価軸

幼稚園を選ぶ上では、以下の評価軸で決めようと考えました。

  • 保育時間
  • 預かり保育の有無
  • 家からの距離
  • 通園手段(車や自転車可否、通園バス有無)
  • 保育内容(自由保育でないが園児が息苦しくなさそうか、季節を感じられることをたくさんしてくれそうか)
  • 施設の新しさ、清潔さ、広さ
  • 費用

いくらえい吉の教育のために幼稚園に入れたとしても、日々のオペレーションで忙殺されてしまうとハッピーではないため、共働きである僕らは保育時間、預かり保育の有無と家から通える場所にあるかを第一フィルタとして、その後に保育内容や施設、費用を評価することにしました。

まとめ 幼稚園受験前にむけた家族コミュニケーション

以下がでしたでしょうか?

幼稚園受験をするまえに関係者と話し合うこと、することは以下でした。

  • 夫婦間で納得するまで話し合う
  • 親世代を中心に方向性を伝える(情報提供してもらえる、励ましてくれる)
  • 幼稚園を選ぶ基準を固める

次回は情報収集について、特に私が実際に2021年に聞いた幼稚園説明会&見学会、願書作成の記事で詳しく書いていきたいと思います。

それでは、皆さんの幼稚園受験ライフがハッピーなものでありますように。