本記事の概要
小学校受験を控えているお子さんをお持ちのパパママにとって、「我が子」にどんなことをしてあげると、志望する幼稚園に受かるのだろうか。そんな悩みをもつパパママは多いかと思います。まさに私も同じ悩みを抱えています。私らた吉の長男であるえい吉は小学校受験に向けて幼児教室に通い始めました。そこでどんなことを学んでいるかを週次で記録していければと思い、「幼児教室でやったこと」シリーズとして記事にしていきたいと思います。
今回は、「手先の器用さ」という観点でどんな取り組みをしているか、どう考えているかを記事にしています。私も絶賛、試行錯誤中なのでもし読者の皆さんで「こんなことをしている」、「おすすめの取り組み」などあればinstagram、twitter、Facebookページ等のSNS経由でコメントいただけたらとても嬉しいです!
本記事では小学校受験を考えている家庭に向けて、受験の一つの項目である巧緻性について、どのように子供にトレーニングをしていくと巧緻性が向上していくのかを私なりの考えとして書いています。
- 子供の小学校受験を考えているご家族の方
- 子供の手先の器用さをもっと向上させたいとお考えの方
また、小学校受験に関してえい吉がどのように取り組もうとしているかは別記事に記載しているので、良ければ読んでください。
小学校受験では手先の器用さが求められるのか?
まず、小学校受験では手先の器用さが求められるのか?という問いがあります。
私からは「強く求められる」という回答になります。(強くそう思っています、という意味)
小学校受験の考査の内容の一つとして名が挙がる巧緻性は以下の二つが挙げられると思っています。
- 生活巧緻性
- 巧緻性
それぞれどのような点を見られるかというと、、、
①生活巧緻性
生活巧緻性は普段の生活の中で手を使って道具を上手に使えるかどうか、生活力があるかどうかという点を見ていると考えています。
生活巧緻性は生活習慣なども見られている、という点で、仮に、普段服は親が用意をしているような家庭の場合は、服を畳むことやもしかしたら自分で着ることができない可能性があります。これでは小学校という集団生活が始まったときに困ってしまうので、自分で着れるように、扱えるようになっておくことが望ましいです。何でもそうですが、基本スタンスとしては「自分のことは自分でやる」という姿勢が肝要と思っています。えい吉は両親のらた吉とかね吉二人とも共働きということもあって、親としてもえい吉のことは自分でやってほしいと受験関係なく強く思っていることから、基本的に自分でやってもらっています。甘えるときもありますが、それは様子を見ながらたまには手伝うものの、基本は自分でやらせるようにしています。
具体的に試験の内容でいうと、服を畳む、雑巾を絞る、ボタンを留める。輪ゴムを止める、作業をした後に、机の上を綺麗に・スムーズに片付けができるか等かと思います。
②巧緻性
巧緻性は工作や絵画の中でdetailの表現ができているかなどという点を見ていると考えています。
巧緻性では、工作や絵画のお題の中で表現されていきますが、もちろんペーパーでも運筆を綺麗に行えるかというのも、指や手の器用さに関係していきますので、色々なところで見られるわけです。つまり、考査対応の土台になる部分となる理解です。
具体的に試験の内容でいうと、ペーパーで迷路をする、輪ゴムの輪をつなぐ、はさみとセロハンテープを使って工作をする、お題に沿った絵を細かいレベルで描く等かと思います。
①生活巧緻性も②巧緻性も考査の中では以下のポイントが見られていると考えています。
- 指示の聞き取り(指示を静かに正しい姿勢で聞けている)
- 指示の理解(ルールを正しく理解し、行動できている)
- 聞き取りの後の移動(指示通りに動けている)
- 道具の扱い(正しく丁寧に扱えている)
- 机上整理・片付け(道具の整理・スムーズにごみの処理)
- スムーズさ・作業力(生活力がある・諦めずに行える力)
工作・絵画では加えて独創性などが問われているのかと思っています。(ここの判断は試験管の主観が入ると思いますので、何とも言えないかと思います。。)
どんなことをして巧緻性を高めるのか?
巧緻性を高めるには色々な取り組みがあるかと思います。
えい吉の場合は、「何でもゲームにする」ということにはまっているので、ゲームを作って一緒に遊ぶというサイクルで巧緻性を高めるようにしていっています。受験のためではあるのですが、普通に大人も楽しんでやれているので、なんといってもサステイナブルで、健康的です。
最近作ったえい吉のゲームでいうと魚釣りゲームがあります。
ポイントは輪ゴムをつないでいる点です。輪ゴムをつないで割りばしに着けて釣り竿を作っています。釣り竿の糸となる部分が輪ゴムをつなげて、先はクリップで引っかかるようにします。輪ゴムによる輪つなぎは頻出トピックのようでできるようにしたほうが良いものの一つのようです。
あとは魚に絵をかいて、口のところにクリップをつけると出来上がり。
こんな感じで子供にゲームの題材を作ってもらって、一緒に遊ぶ。こんな休日があっても良いかと思います。子供が自ら思いつくこともあるかもしれませんが、何か参考になるものがあったほうが良いので、一冊くらい家に題材となる本があったほうが良いかもしれません。
我が家はあの有名な棋士の藤井聡太さんもやっていたという題材も描かれている「子どもの才能を伸ばすモンテッソーリ教具100」を試したりしました。
ちなみにえい吉が幼稚園受験の時に巧緻性強化のために取り組んできたことは別記事にまとめてありますので、よかったらご参考にしていただけたら嬉しいです。
その他の小学校受験に向けた取り組み
本記事は「指示が最後まで聞けない」というテーマの記事を書きましたが、小学校受験は一つの視点だけでは太刀打ちできないと思っています。他にも集団行動、絵本、指示を聞くことなどについて記事にしていますのでよかったらそちらもご覧いただけたら嬉しいです。
幼稚園及び小学校受験を控えている方々の少しでも役に立てたら幸いです。
おしまい