子育て

幼稚園受験 考査対策 – 運動編

幼稚園受験-考査対策-運動編-

本記事の位置づけ

幼稚園受験を控えているお子さんをお持ちのパパママにとって、「我が子」にどんなことをしてあげると、志望する幼稚園に受かるのだろうか。そんな悩みをもつパパママは多いかと思います。幼稚園受験ではなくても、小学校受験に対して同じように悩みをもつパパママは多いでしょう。

本記事では幼稚園受験の考査において、一般的にどのような項目が考査対象となっているかという点を踏まえ、特に考査項目の中の「運動」について深堀して、どんな対策をしていったかを記事にまとめています。

幼稚園受験全体、また考査項目について網羅的に記載している記事は別に書いてありますのでご参照ください。

幼稚園受験の全体像
幼稚園受験で、子供にどんな対策をさせる?

運動とは

考査対策項目の運動

考査対策の概要記事でも記載しましたが項目は大きく分類すると9つあると思われます。

  1. 生活習慣
  2. 巧緻性
  3. 記憶
  4. 運動
  5. 指示行動
  6. 行動観察
  7. 言語知識

今回は6つ目の運動について掘り下げていきます。

運動はどんな点が見られる?

運動については、幼稚園受験においては運動自体を見られるというような印象はないものの、運動能力また身体能力という意味ではどの考査項目においても関連してくるものなのではないかなと思います。運動・身体能力がないと、体も弱く免疫力も低く、考査を受ける時に風邪をひいてしまってせっかく準備をしてきたのに、考査を受けれなかった・・・なんてことも冗談抜きに起こりえます。特に考査の時期は11月になりますので、秋口の寒さを感じる季節もあり、インフルエンザ等もでてきて体調を崩しやすく、注意をしたいところです。

運動能力、というと体を単純に動かすだけ、という印象を持つかもしれません。

しかし、立って待っているときの姿勢、運筆の筆圧、記憶力、リズム遊び、指示行動、行動観察、言語知識の取得等の受験項目の多くに関連してきます。結局、体を動かす指示を出す脳が活発になるという点と、外見の姿勢が綺麗に整っていると美しく、目を惹きます。

そういう意味で「運動」という考査項目は、全ての考査項目における基礎を作る土台的な位置づけになると感じました。

運動において考査がある場合に備えて、えい吉は以下のようなことをきました。

指示行動系

指示行動と呼ばれる考査項目の別のものにつながりますが、先生に指示をもらい、指示通り行動をするという類のものです。簡単なものだと以下です。

  • 先生の後ろについて行進

単純に先生の後ろについて行進をしていきます。ちゃんとついてこれるか、背筋を伸ばして手を振って行進ができるか、というところがポイントかなと思います。

ジャンプ・跳躍系

主に脚力が試されるものですが、

  • 両足飛び
  • グーパージャンプ

等があります。両足飛びはただ両足で上にジャンプするものもあれば、いわゆる「幅跳び」もあります。脚力がメインになるものの、体の重心移動と膝をうまく使う必要があり、膝・そして腕を振って重心をタイミングよく移動させてジャンプできるかどうかがポイントです。お父さん・お母さんが極度の運動音痴でなければ子供への指導は十分にできるものかなと思われます。

体幹・バランス系

体幹・バランスは鍛えれば鍛えるだけ綺麗に映えるものかなと考えています。また、以下のように色々な種目があるので、飽きることなく子供も楽しみながら鍛えられるのではないかなと思います。

  • トンネルくぐり
  • 線の上をまっすぐ歩く
  • いもむし
  • 平均台
  • 飛行機バランス
  • けんけん

公園で遊びながら鍛えられるという感じでしょうか。ただ、飛行機バランスとかは自宅で時間をとって練習してみてもいいかもしれません。えい吉は父であるらた吉と一緒にトレーニングがてら一時期毎晩のようにやっていました。

ボール・道具使う系

ボールや道具を使う運動能力は2,3歳にとってはかなり難しい部類の運動と思います。一番よく触れるのはボールですね。他にも的当てや輪投げがあります。的当てや輪投げはお祭りでも出てきますので、季節の風物詩を感じつつできますね。

一方ボールは要練習です。少し差がつくところかなと個人的に感じています。(とはいえ、幼稚園受験では限られた幼稚園でしか項目には出ないと思います。えい吉が受けた幼稚園ではボール遊びが見られることはありませんでした。)

ボール遊びといってももう少し具体的なことを言うと以下が目指していくところのようです。(幼児教室情報)

  • まりつきが10回できる
  • ボールをキャッチできる
  • ボールを上投げができる

ちなみに小学校受験ではボールはドッジボール的なものになるようですが、幼稚園受験の2,3歳であればプヨプヨのボールで練習しておくのがいいと思います。

練習といっても、2,3歳の子供たちに対してはあくまで遊び、という感覚で触れてあげることが継続につながるので大切だなぁと感じます。

その他・体育系

  • 鉄棒

まとめ:運動について重点的に取り組んだ点

どれも運動能力といっても、何も難しいようなことはありません。

難しいことはないのですが、練習をしないと能力が身についてこないということも事実です。つまり、練習をすればできるようになります。このできるようになる感覚は、ペーパーよりも運動のほうが実感があるのではないかなと思います。

えい吉の場合は、両足飛びなどのジャンプ系が好きで飛び跳ねることを良くしましたし、ハイキングや登山をはじめ色々なところに連れて回り、歩かせました。あとはスイミングは受験を意識せずに普通に一緒にプールを楽しみたいという思いと、風邪をひきにくくなるだろうと思い、行かせていました。また、けんけんぱーなども公園でやりました。飛行機バランスは結構バランスを取るのが難しく(大人でもできない人はたくさんいると思われる)、意識的に時間を取って練習をしました。

まとめると我が家では以下の感じで生活を送っていました。

  • 体力が一番、ということでハイキングと登山に行っていました。(尾瀬や高尾山)
  • 免疫力高めるために、スイミングは習っていました
  • らた吉と一緒に体幹トレーニング(Youtube)

それでは皆さんの幼稚園受験ライフがよりハッピーなものになりますように!